コットンパフ

行を変えるのが下手です

エイプリルズとのこと

 

エイプリルズの歌を好きになってから10年以上が経ち、初めてエイプリルズのライブに行きました。

 

要所要所で言ってるんですけど、わたしはエイプリルズが一番好きなバンドです。

 

エイプリルズを知ったのは、ギフトピアというゲームからで、CMの曲にもなってたんですが、ASTROという曲がきっかけでした。
(ちなみにギフトピアというゲーム自体が物凄く好き。ギフトピアに関する記憶をなくしてもう一度新鮮な気持ちでやり直したい。)
ASTROは、私たちが想像する楽しい未来の音楽!みたいな素敵な音だけで構成されていて、イマイさんとイグチさんのキュートな歌声が最高で、むちゃくちゃ良い曲です。とりあえず聞いてください。エイプリルズで一番好きな曲は週替わりとか月替わりだったりするけど、ASTROは大人になってからも大好きで大切な曲です。
ギフトピアの舞台のナナシ島にはラジオ放送局があって、ランダムで色んな曲がかかるんだけど、ASTROを聞くためだけに何回もゲームしてた記憶があります。

 

愚かなことに、それから数年間、現実にエイプリルズは存在しないと思ってました。ギフトピアの中だけに存在するのだと……。
兄もギフトピアが大好きで、サントラがついた雑誌みたいなのを共同で買って、それを聞きまくっていたのに、私は、架空のものだとずっと思ってました。その雑誌には、楽曲提供バンドの解説も載ってたのに、私は何故か実在しないと思っていました。めちゃくちゃ凝ってるなって……。

 

高校の時、perfumeを聞いてたら、お兄ちゃんが「こういう系ならやっぱりエイプリルズがいいよな〜」とか言ってたから、何言ってんだと思ってネットで調べたら、エイプリルズは架空のバンドじゃないことを知りました。何年かかってんだ!

 

そこからエイプリルズのCDを買ってiPodにいれて聞きまくった。兄に借りたりは確かしなかった。ドライですね。映像と音楽の融合っていうのも、もちろん調べてから知って、本当に何から何までキラキラの世界だ!!!近未来!!!!って思った。

 

エイプリルズみたいな曲をもっと聞きたい!!って思って、ジャンルで言えばネオ渋谷系と知り、ネオ渋谷系をググって色んな音楽を知り、「ネオ」とつくなら渋谷系とはなんぞや?ということで、フリッパーズギターに辿り着き……みたいな音楽遍歴があります。ネオ渋谷系は最高。この世で一番素敵な音楽。ちなみにフリッパーズギターを聞いたとき、エイプリルズみたいな声だ!って思った。
それまでも、オザケンはお母さんが好きだったし、コーネリアスなどはお父さんが好きで聞いていたことはあったけど、渋谷系というジャンルを意識したのはこの頃だったなあ。
大体、私くらいの年の人って、親の影響で渋谷系に辿り着いてるけど、私は独自に辿り着いたからめちゃくちゃ偉くない?!と思ってました。まあでもきっと親の影響もありますよね。
ちなみにカジヒデキさんを好きになったのは大学に入ってからです。でもそれで良かったんだと思う、恋そのもの(カジヒデキさんのことです)はやっぱりちょっと大人になってなきゃ理解できない部分が多いから。幼さかった日々を思い出せるようになってからが恋そのもの(カジヒデキさんのことです)と向き合うタイミングだから。話が脱線した。

 

音楽に対する広がりとか、もっと知りたいという欲求が芽生えたのは、確実にエイプリルズの存在のおかげです。

 

高校二年生の終わり、病気でほとんど休学していて、生きがいがテトリスしかなかったんだけど、エイプリルズを聞いて「キラキラの世界は最高……」と思ってました。エイプリルズの楽曲って、聞いてもらうとわかると思うけど、いいことしかない!!!みたいな気持ちになる。
私の周りはみんな邦楽ロックバンドが好きで、バンドもしてたけど、そういうバンドのコピーばっかりしてた。エルレガーデンとかね。
だから余計、エイプリルズは誰かと共有しない、自分だけの大切なものだったと思う。
この時に宅録をちゃんと初めてたらよかったんですが、マリオシーケンサーみたいなフリーのやつダウンロードして、わー!エイプリルズみた〜い!!!ってピヨピヨ曲作るのが限界だったのも覚えています。今日にいたるまで愚かですね。

 

大学に入ってからも、ネオ渋谷系の話ができる人は1人の先輩しかおらず、やっぱりエイプリルズは自分の中で楽しむというか、秘密じゃないけど私だけがわかってるものというか、そういう存在でした。

 

私はエイプリルズのメルマガに登録しているので、ライブ情報などは入ってくるのですが、何年も架空の存在だと思っていたということ、そしてライブのほとんどはTOKYOで行われているということ、前の大阪のライブは、なんらかの用事あって行けなかったし、自分の中でエイプリルズはずっとまだ非現実でした。

 

今回、友人が対バンする、しかも実家(ゼロゲージというライブハウスのことをそう呼んでいる)でということで、なんだか物凄くリアルだ……とドキドキしました。

 

ゼロゲージでセッティングしているエイプリルズのメンバーを見て、「いつもライブしたり、ダラダラ喋ったりとかしてるところにエイプリルズが?!?!?」ってその時点で泣いてしまったし、ライブ中は常に変な顔をしていたと思う。

 

一曲目のブルーシャイニングクイックスターカバー、私のためにやってるのかと思った。いや違うのはわかってるんですけど。

私は大好きなエイプリルズが大好きなフリッパーズギターのカバーしてるのをどうしても聞きたくて、廃盤になってたコンピを今年ヤフオクで落として、とてもよく聞いてたから。そしたらエイプリルズが今年出したアルバムにその曲が入ってるという。ことわざみたいだね。

 

当たり前だけど、エイプリルズは実在していた。

 

ライブが終わり、イグチさんに死ぬほど酔っている女の子がいる!と心配そうに声をかけてもらってしまったけど、私は一ミリもお酒は飲んでおらず、エイプリルズそのものに緊張しているという状態だったので「酔ってなくて……エイプリルズがすきで、ずっとすきで、すきで……」ってめちゃくちゃ泣いてしまった。人間って感情が高まると泣くんですね。イグチさんも「そんなこと言ってくれて嬉しい、貰い涙しちゃった〜!」ってすごく美しい涙を流してて、本当にここまで生きててよかったなぁと思った。 

 

実在するエイプリルズの皆さんとお話ができている状態が幸せすぎて、本当に今このまま何も不満がない状態がずっと続いてほしくて、今、死にたい!今、殺してほしい!と思ったし、思っただけじゃなくて口に出して、エイプリルズのみなさんをたくさん困らせてしまいました。ごめんなさい……。謝りたいことはたくさんあります……。一言喋るのに「あの」を10回言わなきゃ喋れないルールになってたりとか……。突然泣いたりとか……。意外と喋ったりとか……。ずっと震えたりとか……。イマイさんはわたしの殺してほしい発言に、すごくかわいいこえ(イマイさんはケーキと一緒に飲むシャンメリーみたいな声です、この表現、わかってほしい)で「殺してほしいですって言ってるの怖いよ〜!」ってケラケラ笑ってて、これは走馬灯に出るやつだって思いました。このイマイさんは走馬灯に出る。というかこの日のことは全て走馬灯に出る。

 

私が音楽をやってる理由とか、きっかけとか、目標とか、それはさまざまなことがあるんだけど、「好きな音楽」というものを与えてくれたのはエイプリルズだから、エイプリルズは私の人生です。
大好きなアーティストはたくさんいるけど、エイプリルズはすごく特別で、すごく大切な存在です。本当に好きというか、人生そのものなんです……。


自分が生きていく中で、おいしいところ、きれいなところを作れるようになったのは、エイプリルズがいたからだし、常にキラキラした存在でいてくれるのもエイプリルズで、それはこれからもずっと変わらないと思います。

 

またエイプリルズが大阪に来てくれますように!